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日本の映画賞カレンダー Japanese Film Awards Calendar

11月
東京国際映画祭 黒澤明賞
Tokyo International Film Festival
(2024年9月24日発表、2024年11月5日授賞式)
ヴェネチア、カンヌ、ベルリンと並ぶ国際映画製作者連盟(FIAPF)が公認する
世界13大国際映画祭のひとつ。チェアマンは安藤裕康。
黒澤明監督の名を受け継ぎうる者が受ける特別賞が黒澤明賞。
山田洋次監督、奈良橋陽子、川本三郎、プログラミングディレクター市山尚三が選考し贈賞。
https://2024.tiff-jp.net/ja/
https://x.com/tiff_site

11月
TAMA映画祭 TAMA映画賞
Tama Cinema Forum Award
(2024年10月3日発表、2024年11月30日授賞式)
映画賞シーズンのトップを飾る注目度の非常に高い映画祭映画賞。
毎年多摩市で開催する日本の映画祭、映画祭TAMA CINEMA FORUM。
最優秀賞が各2組選ばれるのが特徴。最優秀新進賞は本格派への登竜門。
TAMA映画フォーラム実行委員会委員長は竹内昇。
https://www.tamaeiga.org/2024/
https://x.com/tamaeiga

12月
ゴールデングロス賞 ゴールデングロス特別賞
Golden Gross Award
(2023年12月4日授賞式)
「映画の日」に全国興行生活者衛生同業組合連合会が映画興行に最も貢献した作品に授与。
全国映画館アンケート調査を基に選考会を開催し、理事会において受賞作品を決定。
日本全国の映画館主で構成する全興連、会長は池袋グランドシネマサンシャイン佐々木伸一。
興行成績上位の作品が最優秀・金賞。「映画の日」執行委員会委員長は松竹社長の迫本淳一。
https://www.zenkoren.or.jp/zenkoren/goldengross/
https://x.com/shinichisasaki5

12月
新藤兼人賞 プロデューサー賞
Kaneto Shindo Award
(2023年11月24日発表、2023年12月8日授賞式)
日本のインディペンデント映画の先駆者、新藤兼人監督の功績を讃え、賞に名を冠する。
独立プロダクション38社によって設立されたのが日本映画製作者協会。
新人監督賞が新藤兼人賞金賞。企画者を称えるのが新藤兼人賞プロデューサー賞。
協会代表理事はNETFLIXシティーハンターの押田興将(株式会社オフィス・シロウズ)。
https://www.nitieikyo.com/shindokanetoawards
https://x.com/nichieikyo

12月
エル シネマアワード シネマ大賞
ELLE Cinema Awards
(2024年12月9日授賞式)
フランスを本国とする最先端の女性ファッション雑誌、
ハースト婦人画報社発行『ELLE japon』(エル・ジャポン)。
文化人やジャーナリスト、エル・エディターの投票で決定。フェンディが特別協賛。
MCはエル編集局長の坂井佳奈子と映画ライターよしひろまさみち。
https://www.hochi.co.jp/award/hochi_eigashou/
https://x.com/hochi_cinema

12月
報知映画賞 作品賞
Hochi Film Award
(2023年11月28日発表、2023年12月11日表彰式)
読売新聞グループの報知新聞社(スポーツ報知)によって選出される映画賞。
新聞社の映画賞として映画賞シーズンの先陣を切る。ファン投票と選考委員会の2段階選考。
表彰式ではその年の顔となるトップの映画俳優が一堂に会する。
報知映画賞事務局顧問は映画評論家の渡辺祥子。
https://www.hochi.co.jp/award/hochi_eigashou/
https://x.com/hochi_cinema

12月
週刊文春 BEST CINEMA 第1位
Weekly Bunshun Cinema Ranking
(2023年12月13日発表)
文春ムック『週刊文春CINEMA』に掲載。
50名以上の映画好きの映画ランキングを一堂に集計。
選者全員の選評も掲載。芸能人も多数参加。
株式会社文藝春秋代表取締役は飯窪成幸。週刊文春編集長は竹田聖。
https://bunshun.jp/articles/-/67717
https://x.com/bunshun_shuppan

12月
ele-king cine series 年間ベスト
Ele-King Cine Series Annual Best
(2023年12月15日発表)
株式会社Pヴァインが発行する音楽雑誌『ele-king』(エレ・キング)の映画シリーズ。
映画好き40名以上の情報通たちがこの1年で上映された映画を厳選して紙面に紹介。
芸能人も多数参加。それぞれの映画ランキングを発表。
株式会社Pヴァイン代表取締役社長は水谷聡男。ele-king編集部編集長は野田努。
https://www.ele-king.net/books/010186/
https://x.com/___ele_king___

12月
FILMARKS AWARDS 第1位
Filmarks Awards
(2023年12月21日発表)
株式会社つみきが運営する映画レビューサイト、FILMARKS(フィルマークス)。
Filmarks内の★スコア、Mark!(レビュー)数、Clip!(観たい)数に基づき、
上位10作品をランキング形式で発表。作品の質とファンの熱がそのまま反映。
株式会社つみき代表取締役社長は鈴木貴幸。
https://filmaga.filmarks.com/articles/286234/
https://x.com/Filmarks

12月
みうらじゅん賞
Jun Miura Award
(2023年12月23日配信発表)
糸井重里の愛弟子、みうらじゅんが厳正なるひとり会議の結果下した評価に基づき授ける賞。
「この人にはだれも賞を贈らないだろう」というみうらじゅんの独断で選定し贈呈される。
「自分もみうらじゅん賞が欲しい」と言えばもらえることをリリー・フランキーが証明。
有限会社みうらじゅん事務所代表みうらじゅんがYouTubeみうらじゅんチャンネルにて発表。
https://www.youtube.com/@mjj445
https://x.com/miurajun_net

12月
日刊スポーツ映画大賞 作品賞
Nikkan Sports Film Award
(2023年12月27日配信発表)
日刊スポーツ新聞社(日本初のスポーツ紙、朝日新聞系列)が主催する映画賞。
選考委員は政治、経済、放送、演芸など各界の映画愛好者と記者17名から構成。
選考会、受賞発表、受賞スピーチをYouTube上で配信。
代表取締役会長は川田員之。司会は選考委員も務める笠井信輔アナウンサー。
https://www.nikkansports.com/entertainment/award/ns-cinema/
https://x.com/nikkansports

1月
映画芸術ベストテン 第1位
Eiga Geijutsu Best Ten
(2024年1月25日発表)
有限会社編集プロダクション映芸が発行する季刊の映画雑誌『映画芸術』。
『映画芸術』2月号にて映画芸術ベストテンを発表。
選者は評論家、監督、脚本家、プロデューサー、劇場スタッフ、会社員と幅広い。
『映画芸術』編集長および発行人は脚本家の荒井晴彦。
https://eigei7.hateblo.jp/
https://x.com/eigei7

2月
ヨコハマ映画祭 日本映画ベストテン 第1位 作品賞
Yokohama Film Festival
(2023年12月2日発表、2024年2月4日表彰式)
神奈川県横浜市で映画ファンの市民によって開催されている映画祭。
映画賞シーズンに開催される映画祭映画賞のため注目度が非常に高く受賞者の多くが登壇。
横浜市市民文化会館 関内ホールで1日間開催。パンフは横浜シネマジャック&ベティ製作。
ヨコハマ映画祭実行委員会が主催。審査委員長は髙井祿郎。
http://yokohama-eigasai.o.oo7.jp/
https://www.kanaloco.jp/news/culture/entertainment/article-1041305.html

2月
ブルーリボン賞 作品賞
Blue Ribbon Awards
(2024年1月24日発表、2024年2月8日授賞式)
東京のスポーツ7紙の映画担当記者で構成された東京映画記者会が主催。
報知・デイリー・サンスポ・東京中日・東スポ・スポニチ・日刊スポーツ。
選考するのは青空の下で取材した記者。会場の設営も裏方も映画記者の手作りの賞。
司会者は、前年度に主演男優賞、主演女優賞を受賞した俳優が担当。
https://www.allcinema.net/award/ブルーリボン賞
https://x.com/blueribbonmovie

2月
エランドール賞
Elan d’or Awards
(2024年2月8日授賞式)
一般社団法人日本映画テレビプロデューサー協会21名により選定される賞。
新人賞、プロデューサー賞、特別賞で構成され、協会員の投票を基に理事会が決定。
ELAND’ORはフランス語で黄金の飛翔。役者とプロデューサーにとって一流への登竜門。
協会会長は松竹の奥田誠治。エランドール賞委員会委員長はNHKの屋敷陽太郎。
https://www.producer.or.jp/elandor.html
https://www.producer.or.jp/elandor-list.html

2月
毎日映画コンクール 日本映画大賞
Mainichi Film Awards
(2024年1月19日発表、2024年2月14日表彰式)
毎日新聞社やスポーツニッポン新聞社が主催する映画賞。
映画評論家や映画記者が母体となる1次選考委員が投票し、2次選考委員が討議の上決定。
100人近くの専門家全員が講評し社会派作品を丁寧に選出する傾向。
作品部門選考会委員主筆は佐伯知紀。俳優部門選考会委員主筆は三沢和子。
https://mainichi.jp/mfa/
https://x.com/mainichi_film

2月
ロケーションジャパン大賞 グランプリ
Location Japan Grand Prix
(2024年2月15日授賞式)
株式会社地域活性プランニングが発行する雑誌『ロケーションジャパン』。
映画・ドラマ・アニメのロケ地を通してロケツーリズムという新しい旅のかたちを提案。
支持率、撮影サポート度、行楽度、地域の変化の4つの指標での大賞審査には観光庁も参加。
地域活性プランニング代表取締役は地域活性プロデューサー藤崎慎一。
https://locationjapan.net/newss/locationjapan14/
https://x.com/locationjapan

2月
キネマ旬報ベスト・テン 第1位 日本映画作品賞
Kinema Junpo Best Ten Awards
(2024年2月1日発表、2024年2月5日発表号発売、2024年2月18日表彰式)
現存する映画雑誌として最も長い歴史を誇る『キネマ旬報』が選出する世界最古の映画賞。
映画評論家100名以上によって選考。投票した作品と選考理由について増刊号で公表。
増刊『キネマ旬報ベスト・テン発表号』。表彰式はYouTube配信。
キネマ旬報社代表取締役社長は星野晃志。キネマ旬報編集長は明智惠子。
https://www.kinejun.com/article/view/35060
https://x.com/kinejun_books

2月
映画秘宝ベストテン 第1位
Eiga Hiho Best Ten
(2024年2月21日発表)
秘宝新社が発行する映画雑誌『映画秘宝』。
「お堅いベストテンなんか、観る側にとって何の役にも立たない!」と、
『映画秘宝』3月号あるいは4月号にベストテンが掲載。
合同会社秘宝新社代表は井戸剛。合同会社オフィス秘宝代表は田野辺尚人。
https://note.com/eiga_hiho
https://x.com/eigahiho

2月
全国映連賞
National Film Federation Award
(2024年2月23日発表)
映画鑑賞団体全国連絡会議(全国映連)が発表。
全国映連は映画鑑賞団体の全国連絡組織で映画愛好家のサークル32団体が加盟。
毎年3日間セミナー形式で映画大学を、毎年2日間全国巡回のフェスティバルを開催。
全国映連事務局は京都映画サークル協議会内にある。
https://zenkokueiren.wixsite.com/zeiren
https://zenkokueiren.wixsite.com/zeiren/whatis

3月
おおさかシネマフェスティバル
Osaka Cinema Festival
(2024年3月3日授賞式)
大阪府大阪市で開催、映画人との交流を図る映画ファンのための浪速の映画まつり。
発案者は実行委員長の高橋聰(大阪日日新聞編集委員)、
総合プロデューサーの大森一樹監督と関本郁夫監督で、
ファン代表として“グループ無国籍” “シネマ自由区” のメンバーが実行委員会を結成。
https://www.oocf.net/
https://x.com/oocf_official

3月
日本アカデミー賞 最優秀作品賞
Japan Academy Film Prize
(2024年1月25日優秀賞発表、2024年3月8日授賞式)
日本アカデミー賞協会が主催。日本アカデミー賞協会の協会員全員による投票で選出。
映画への出演経験がある俳優とマネージャー。映画監督とプロデューサー。
映画の脚本家と音楽家。技術スタッフ。映画会社社員。賛助法人社員。以上が会員有資格者。
会員数3950名。最優秀賞発表は授賞式にて。日本の映画賞のクライマックス。
https://www.japan-academy-prize.jp/
https://x.com/japanacademy

3月
米国アカデミー賞 オスカー 作品賞
Academy Awards in USA The Oscars
(2023年9月4日日本代表、12月22日最終選考、2024年1月23日ノミネート、3月11日授賞式)
米国アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作品に日本映画製作者連盟が選出。
米国アカデミー会員の審査を経て最終選考の15本が発表。
そこから5本に絞られたノミネート作品が発表。
米国アカデミー賞授賞式でオスカー受賞が発表されます。
https://www.oscars.org/oscars
https://x.com/TheAcademy

3月
日本映画ペンクラブ賞 ベスト5 第1位
Japan Film Pen Club Award
(2024年3月19日贈呈式)
日本映画ペンクラブは、登川直樹、荻昌弘、淀川長治、品田雄吉ら映画評論家によって創設。
国際的映画評論家の組織であるFIPRESCI(フィプレッシ)に加盟。
世界各国の国際映画祭への審査員の派遣の窓口になっている日本唯一の団体。
日本映画ペンクラブ代表幹事は渡辺祥子。
https://j-fpc.com/custom1.html
https://j-fpc.com/

3月
シネマ夢倶楽部 ベストシネマ賞
Cinema Yume Club Best Cinema Award
(2024年3月19日表彰式)
日本ファッション協会が日本クリエイション大賞とシネマ夢倶楽部表彰を同日に顕彰。
シネマ夢倶楽部表彰としてベストシネマの上位3位を選定するのがベストシネマ賞。
日本ファッション協会は生活文化のトップ企業が名を連ねる。表彰式は帝国ホテルで開催。
日本ファッション協会理事長は東レ会長日覺昭廣。
https://www.japanfashion.or.jp/cinema/award/cinema_ceremony/
https://www.japanfashion.or.jp/

3月
高崎映画祭 最優秀作品賞
Takasaki Film Festival
(2024年1月11日発表、2024年3月24日授賞式)
群馬県高崎市で開催される市民立の映画祭。高崎芸術劇場大劇場で授賞式、司会渋川清彦。
高崎で生まれた自主上映団体「見たい映画を観る会」は上映集団「メーヴェ」となり、
高崎映画祭が発足。自分たちでフィルムを借りて観る、自主上映会がルーツ。
高崎映画祭委員長は須藤賢一。プロデューサーはシネマテークたかさき総支配人の志尾睦子。
https://takasakifilmfes.jp/
https://x.com/takasakifilmfes

4月
女性記者映画賞 最優秀作品賞
Women Journalists Film Award
(2024年4月1日発表)
映画を語る4人の仲間が集まって立ち上げたのが「映キャン」。
そのうちの2人、伊藤さとりと渥美志保が発起人となり設立したのが女性記者映画賞。
授賞の基準は女性をエンパワーメントする作品。35名の女性審査員。
女性の審査員のみが投票権を持つ日本初の映画賞。
https://eigacamp.wixsite.com/joseikisha-awards
https://www.youtube.com/@live9478/videos

4月
藤本賞
Fujimoto Prize
(2024年2月19日発表、2024年4月9日授賞式)
一般社団法人映画演劇文化協会が主催する賞。
作品数269本の映画プロデューサー藤本真澄の功績を讃え、東宝によって設立された賞。
映画製作そのものを表彰する唯一の賞。該当作品のプロデュースを担った全員に贈賞。
映画演劇文化協会会長は中川敬。
https://eibunkyo.jp/fujimoto-award/
https://eibunkyo.jp/

5月
日本映画批評家大賞 作品賞
Japanese Movie Critics Awards
(2024年4月10日発表、2024年5月22日授賞式)
水野晴郎が発起人となり、淀川長治や小森和子の映画批評家たちの提唱により誕生。
コンセプトは批評家による批評家だけの目で選んだ他に類を見ない賞。
映画批評家が決める賞こそが最も名誉のある映画賞であると標榜。
主催は一般社団法人日本映画批評家大賞機構。批評家代表は黒澤明の甥の島敏光。
https://jmcao.org/
https://x.com/jmcao1991

7月
日本映画プロフェッショナル大賞 ベストテン 第1位 作品賞
Japanese Professional Movie Awards
(2024年5月31日発表、2024年7月6日授賞式)
「日本最強の映画賞」を標榜。組織ではない一個人が主催する世界唯一の映画賞。
選考委員は映画界で広く活躍されている31名で構成。
すでに同年の国内映画賞で受賞した作品およびスタッフ・キャストは選考対象外という縛り。
日プロ大賞主宰にして実行委員長は映画前夜社主催の大高宏雄。
https://nichipro-award.com/
https://x.com/nichipro_award