最も有効な勉強法は映像作品の書き起こし

英語の得意な人は全員、
映像作品で外国語を習得しています。
あなたにとって魅力的な作品は
モチベーションになるのですから。

まずは
自力で教材を作成してください。
母国語と対象言語を書き起こします。
呵名コンバーターで変換します。
教材の完成です。

あとは
その教材と映像作品を
何度も見てください。
何度も読んでください。
何度も真似してください。
大好きな作品だからこそ
覚えてしまうのです。

以下は
日本発、英語圏吹き替えの
映像アニメ作品です。
日本でも英語圏でも
ブームを巻き起こし、
オリジナル声優も
吹き替え声優も
完璧な仕事をしている
奇跡の作品です。

冒頭部分のみ
書き起こし、
呵名コンバーターで変換しました。
その続きは
ご自分の手で。

本気ならば
できるはずです。
完成、達成した時には
いろいろな能力が身に付いていますよ。

つらければ
周りの人たちを
巻き込めばいいのです。
目指しているのは
コミュニケーション
なのですから。

『AKIRA アキラ』
『The Melancholy of Haruhi Suzumiya 涼宮ハルヒの憂鬱』
『Puella Magi Madoka Magica 魔法少女まどか☆マギカ』

私は
動画編集ソフトとして
TechSmith(テックスミス)社の
Camtasia(カムタジア)
を使っています。
3万円を切る有料ソフトです。

Bandicamのような動画キャプチャも
Camtasia1台だけでできます。
購入した映像作品のDVDを動画キャプチャーすることで
拡張子mp4の映像データとしてパソコンに取り込むことができます。
(なお、動画キャプチャーは、DVDだとできますが、Blu-rayだとできません。)

Audacityのような音声キャプチャも
Camtasia1台だけでできます。
取り込んだ動画キャプチャーを書き出す際、
拡張子m4aの音声データだけにすることもできるからです。

mp4映像にせよ
m4a音声にせよ
作品の英語版と
作品の日本語版を
それぞれデータ化してください。
データ化。
拡張子mp4や
拡張子m4aとして
パソコンに取り込んで
アイコンとして操作できるファイルにしてしまう
と言った方が分かりやすいでしょうか。

拡張子。
そもそもパソコン購入直後の初期状態だと
拡張子は非表示がデフォルトでしたね。
パソコンのただのユーザーから
クリエイターとして羽ばたくために
最初にすることは
あなたのパソコンの
拡張子を非表示から表示に切り替えることです。
Windows10だと、
①タスクバーからエクスプローラーのアイコンをクリック
②表示タブをクリック
③ファイル名拡張子チェックボックスにチェックを付ける
でOKです。

そのmp4映像や
そのm4a音声を
ウェブブラウザである
Google(グーグル)社の
Chrome(クローム)
に放り込むことで
すなわち
ブラウザにmp4やm4aのアイコンを直接ドラッグ&ドロップすることで
英語バージョンの動画と
日本語バージョンの動画を
同時に再生することが可能です。

こういう使い方って
DVDデッキや
Windows Media Playerのような再生ソフトだとできないんですよね。
いちいちDVDの設定の最初に戻らないといけない。
時間も無駄にかかるし、煩わしかったですよね。
ソフトとブラウザ。
パソコン世代の新しい時代における
外国語学習のコツです。
覚えたいフレーズのシーンを瞬時に交互交互
何度も何度も繰り返し聞き比べてください。
繰り返し口に出して外国語をしゃべりたおしてください。
Repeat after the movie.
がっちりマスターできます。
そのまま声優を目指せばいいんじゃないかな。。

更には。
Camtasiaを使えば、
Camtasiaの最大の利点である
動画への文字挿入、
字幕が自作できるのです。
(ここまでマスターすればYouTuberにもなれます)

購入したDVDって
字幕版と吹き替え版で
英文が違いますよね。
言ってるセリフの趣旨は一緒なのですが
字幕に最適な英文、吹き替えに最適な英文
と作り分けているので
字幕版と吹き替え版を同時に再生しても
英語の勉強には不向きなわけです。
字幕版の英文と吹き替え版の英文がバラバラ。

よって
吹き替えの英文を
自分で字幕にします。

これが可能になったのは
ここ数年のことです。
Camtasiaのような動画編集ソフトが生まれたこともそうですが
30分程度の動画を市販の汎用型のノートパソコンで編集できるようになったのが、ここ数年でのこと。
その、たった30分程度の動画ですら、パソコンの容量が耐え切れずに
フリーズしてましたから。

吹き替え版の英文が
そもそも何と言ってるか分からないという方。
インターネットという世界では
誰かが既に書き起こしているものです。
検索してみてください。
ちなみに私は既に上記3作品の全文を入手しています。

上記3作品以外では
フォーインスクリーンプレイ社の書籍
名作映画完全セリフ集スクリーンプレイ・シリーズ
が有名です。
それを元に
和文と英文の字幕を自作してみてください。

だれも書き起こしていないような最新作なら。
それこそネイティブの先生から聞いてください。
デフォルトの教科書から離れて
独自のプロジェクトにしてしまうのです。
同じDVDをそれぞれ購入して
一緒に書き起こしていくのです。

やったことがありますが
盛り上がりますよ。
新しい時代の
マンツーマン外国語習得のありかたです。

そもそも
外国語を身につけたいことの動機が
これですよね。

作品を一緒に見て盛り上がりましょう。
外国の人と友達になれるのです。
同じ推し作品を持つ仲間として。

あとは
いつの日か
一緒に聖地巡りをするだけです。